むし歯治療|守口市にある歯医者・小児歯科【あけぼの歯科】|土曜17時まで診療

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むし歯治療

むし歯治療|守口市にある歯医者・小児歯科【あけぼの歯科】|土曜17時まで診療

あけぼの歯科のむし歯治療の特徴

歯が痛い人

表面麻酔や細い針で痛みを軽減します

「歯の治療=痛い」というイメージから、歯医者が苦手な方も少なくありません。当院では、治療時の痛みに最大限配慮し、少しでもリラックスしていただけるような環境づくりを心がけています。治療前には表面麻酔を使用し、歯ぐきの感覚を鈍らせてから、極細の針と電動麻酔器を使ってゆっくり麻酔を注入することで、注射時の「チクッ」とした刺激も最小限に抑えます。小さなお子様や麻酔が苦手な方も、安心して治療を受けていただけます。

保険診療を基本とし、ご希望に応じたご提案も可能です

当院では、むし歯治療において健康保険が適用される治療を基本方針としています。CO~C4の進行度に応じて、適切な治療方法をご提案し、費用負担をできるだけ抑えながら、機能的かつ衛生的な状態を回復できるよう努めています。
一方で、審美性や耐久性を重視される方には、セラミック素材による修復などの自費診療の選択肢もご用意しています。治療法や費用については事前にわかりやすくご説明し、ご納得いただいたうえで進めてまいりますので、どうぞ安心してご相談ください。

詳しくは「審美歯科」のページをご覧ください

むし歯とは?原因と進行メカニズム

むし歯はどのようにしてできるのか

むし歯は、「歯の表面に残った糖分をエサに細菌が酸を出し、その酸によって歯が溶けていく病気」です。
特にむし歯の原因菌として知られるミュータンス菌やラクトバチラス菌は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)に潜んでおり、時間が経つほど酸を作り続けて歯を溶かします。
私たちの口の中では、脱灰(歯が溶ける)と再石灰化(歯が修復される)が常に繰り返されていますが、甘いものを頻繁に摂ったり、歯磨きが不十分だったりすると、脱灰が優勢になりむし歯が進行してしまいます。

むし歯が進行するとどうなる?

むし歯は、CO(ごく初期)→C1→C2→C3→C4と段階的に進行していきます。
最初は目に見えないレベルの変化ですが、次第に黒ずみや穴があき、冷たいものや甘いものがしみるようになり、やがては神経にまで達して強い痛みを引き起こします。

C4の段階まで進行すると、歯の根だけが残り、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。
初期段階であれば、削らずに済むケースもあるため、早期発見・早期治療が非常に大切です。

こんな症状に心当たりはありませんか?

以下のような症状がある場合、むし歯のサインかもしれません。

  • 歯の一部が黒っぽく見える
  • 冷たい飲み物がしみる
  • 甘いものを食べるとピリッと痛む
  • フロスを通すと引っかかる
  • 歯に穴があいているのを感じる
  • なんとなく噛むと痛い、違和感がある

これらの症状に心当たりがある方は、症状が悪化する前にあけぼの歯科でのチェックをおすすめします。
当院では、初期段階のむし歯も見逃さないよう、丁寧に診断しています。

むし歯の進行段階と治療法

初期むし歯(CO・C1):削らず経過観察・再石灰化

C1エナメル質に小さな穴が空いたむし歯

CO(シーオー)は「要観察歯」と呼ばれ、まだ穴があいておらず、エナメル質が白く濁っている程度の初期状態です。この段階では、歯を削る必要はなく、フッ素塗布や歯磨きの改善などで再石灰化(自然修復)を目指します。

C1はエナメル質に小さな穴があいた状態ですが、まだ浅いため、小さく削ってコンポジットレジン(歯科用プラスチック)で詰めることで治療が完了します。痛みが出ないことも多く、早期発見であれば短時間の治療で済むことがほとんどです。

中程度むし歯(C2):歯を削り詰め物で補修

C2歯の内部(象牙質)まで進行したむし歯

C2では、むし歯がエナメル質の下にある象牙質まで進行しています。冷たいものや甘いものがしみるようになるのが特徴で、放置すると神経に近づいてしまいます。
治療では、むし歯になった部分をしっかり取り除き、コンポジットレジンやインレー(詰め物)で修復します。治療は1~2回の通院で終わることが多く、できるだけ歯を残す方針で進めていきます。

神経に達したむし歯(C3):神経の処置と被せ物

C3神経まで進行したむし歯

C3になると、むし歯が歯の神経(歯髄)にまで達している状態です。ズキズキとした強い痛みが出たり、夜間に痛みが強くなることもあります。
この段階では、神経を取り除く「根管治療(こんかんちりょう)」が必要になります。根管の中を丁寧に洗浄・消毒した後、最終的にクラウン(被せ物)で歯全体を覆って保護します。治療期間は数回にわたることもありますが、歯を残すために重要な処置です。

歯根まで進行(C4):抜歯・ブリッジやインプラントの提案

C4歯根まで進行したむし歯

C4では、歯の大部分が崩壊し、根だけが残っている状態です。神経もすでに死んでいるため、痛みがなくなることもありますが、これは治ったわけではありません。放置すると歯ぐきの腫れや膿が出ることもあるため、早急な処置が必要です。

この段階では、抜歯が選択されることが多く、その後の治療としてブリッジ・入れ歯・インプラントなどを検討します。当院では、患者様のご希望やお口全体の状態を考慮して、最適な方法をご提案しています。

詳しくは「入れ歯(義歯)」のページをご覧ください

むし歯になりやすい4つの要因

【歯質】歯並び・唾液量・かみ合わせ

一人ひとりの「歯の質」には個人差があります。
歯の表面のエナメル質が薄かったり、歯並びが複雑だったりすると、汚れが残りやすくむし歯リスクが高まります。また、唾液には口の中を中和・洗浄する働きがありますが、唾液量が少ない方はむし歯になりやすい傾向にあります。
当院では、歯並びやかみ合わせのチェックを通じて、リスクの高い部位を把握し、必要に応じて適切な対処を行います。

【糖分】甘い飲食物の摂取頻度とタイミング

むし歯菌は、糖分をエサにして酸をつくります。
特に注意したいのが「摂取量」よりも摂取する頻度と時間帯です。例えば、ジュースやお菓子をだらだらと摂取する習慣があると、口の中が長時間酸性になり、歯が溶けやすくなる(脱灰)状態が続きます。
食事と食事の間はなるべく時間をあけること、甘いものは時間を決めて摂ることが、むし歯予防につながります。

【細菌】むし歯菌の活動とそのコントロール

むし歯の主な原因となるのが、ミュータンス菌やラクトバチラス菌などの細菌です。これらの菌は歯の表面にプラーク(歯垢)として付着し、糖分を分解して酸を出すことで歯を溶かしていきます。
口の中の細菌は完全にはなくせませんが、定期的な歯科クリーニングや正しいブラッシングによって、細菌の数や活動を抑えることができます。
当院では、患者様ごとにリスクに応じたケア方法をご案内しています。

【時間】プラークが付着し続ける時間の長さ

歯の表面に付着したプラークが長く放置されるほど、むし歯が進行する可能性は高くなります。
特に、就寝前の歯磨きを怠ると、唾液の分泌が減る夜間に細菌が活動しやすくなり、むし歯のリスクが高まるため要注意です。
「どれだけ食べたか」よりも「どれくらいの時間、口の中に糖分や汚れが残っていたか」がむし歯の鍵を握っています。
毎日のセルフケアと定期的なプロケアで、プラークの蓄積時間を短く保ちましょう。

治療費と保険の適用について

むし歯の治療を受けるにあたって、「どれくらい費用がかかるのか」「保険は使えるのか」といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。当院では、保険診療を基本に、患者様のご希望や状態に応じて適切な治療法をご提案しています。

保険診療の範囲と一般的な費用

基本的なむし歯治療の多くは、健康保険が適用されます。むし歯の進行具合に応じて、治療の内容や費用が変わりますが、おおよその目安は以下のとおりです。

症状・処置内容 保険適用 費用の目安(3割負担)
小さなむし歯(C1・C2)を削って白い詰め物(CR)を詰める 約1,000〜2,500円程度
神経の治療(根管治療)と銀歯による補綴(C3) 約3,000〜6,000円程度
抜歯(C4)と簡単な仮歯 約1,500〜3,000円程度

当院では、治療前に費用や保険の適用範囲を明確にご説明し、ご納得いただいた上で治療を開始いたします。

自費治療になるケースと選択肢

むし歯治療でも、より見た目の美しさや素材の耐久性を重視される場合は、自費診療(保険外)となります。たとえば、以下のようなケースが該当します。

  • 保険の銀歯ではなく、自然な白さのセラミックの詰め物・被せ物を希望する場合
  • むし歯が原因で歯を失い、インプラントでの修復を選択する場合
  • 精密な根管治療をマイクロスコープやCTで行う高度診療を希望する場合(医院により対応)

自費診療は費用が高くなる傾向がありますが、見た目の自然さ・金属アレルギーのリスク回避・長期的な耐久性といったメリットがあります。当院では、ご希望とご予算を踏まえて、無理のない治療計画をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

詳しくは「料金表」のページをご覧ください

むし歯の再発を防ぐために

むし歯は、治療して終わりではありません。再発を防ぐためには、日々のケアと定期的なメンテナンスが重要です。せっかく治療した歯を長持ちさせるために、当院では「予防」を重視したアフターケアをご提案しています。

ご自宅でできるセルフケアのポイント

ご自宅でのケアは、むし歯予防の基本です。以下のポイントを意識することで、再発リスクを大きく減らすことができます。

  • 毎食後の丁寧な歯磨き(特に寝る前は念入りに)
  • 歯と歯の間のケアにはデンタルフロスや歯間ブラシを併用
  • 甘い飲食物をだらだらと摂らないこと(食べた後はなるべく早くブラッシング)
  • フッ素入りの歯みがき剤を活用すること

当院では、患者様一人ひとりの口腔環境に合わせたケア方法のアドバイスも行っています。ご希望の方には、ブラッシング指導も承りますのでお気軽にご相談ください。

定期検診とクリーニングのご案内

むし歯を再発させないためには、歯科医院での定期検診とプロによるクリーニング(PMTC)がとても効果的です。自宅のケアだけでは落としきれない汚れや、見えない初期むし歯の早期発見につながります。
「痛くなってから」ではなく、「痛くならないために」通う歯科医院として、皆さまの健康なお口をサポートいたします。

詳しくは「予防歯科」のページをご覧ください

よくあるご質問

治療の痛みはありますか

当院では、痛みに配慮したむし歯治療を行っております。治療前には表面麻酔を使用し、極細の針と電動麻酔器で麻酔をゆっくり注入することで、注射時の刺激も最小限に抑えています。
また、麻酔がしっかり効いているかを確認してから処置を始めますので、「痛くてつらかった」といった経験がある方も安心してご来院ください。痛みに敏感な方やお子様にも、丁寧に対応いたします。

通院はどれくらい必要ですか?

むし歯の進行具合によって通院回数は異なります。

小さなむし歯(C1〜C2):1回で終わることもあります
神経の治療(C3)や被せ物が必要な場合:3〜5回ほど通院が必要
根の治療が長引く場合や複数の歯に問題がある場合:さらに回数がかかることもあります

初回の検査結果をもとに、治療計画と回数の目安をご説明いたします。ご都合に配慮した通院スケジュールをご提案いたしますので、お忙しい方も安心してご相談ください。

子どものむし歯も診てもらえますか?

はい、お子さまのむし歯治療や予防にも対応しております。当院では、小さなお子さまにもできるだけ怖がらせないように、やさしく声かけしながら治療を進めてまいります。
乳歯のむし歯は進行が早いため、早期発見・早期治療がとても大切です。また、フッ素塗布やシーラントによる予防処置も行っておりますので、「むし歯を防ぎたい」という保護者の方もお気軽にご相談ください。

詳しくは「小児歯科」のページをご覧ください

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