歯周病の口臭の特徴と対策
- 2024年12月23日
- 予防歯科・歯周病治療
こんにちは。あけぼの歯科の歯科衛生士です。
歯周病は、歯茎や歯を支える骨が細菌によって破壊される病気で、その主な症状の一つが口臭です。ここでは、歯周病による口臭の特徴とその対策について説明します。
歯周病による口臭の特徴
腐ったタマネギのようなにおい
歯周病が進行すると、口腔内で細菌が増殖し、その細菌がメチルメルカプタンという物質を生成します。これが、腐ったタマネギのような強いにおいの原因となるのです。このにおいは、特に歯茎が腫れている場合や、歯周ポケットが深くなっているときに強く感じられることがあります。
腐った卵のようなにおい
歯周病の口臭は、腐った卵のようなにおいがすることもあります。これは、主に硫化水素が原因となります。特に、歯石が溜まっている部分や、歯茎が深刻な炎症を起こしている場合に発生しやすいです。
生ゴミのようなにおい
歯周病が進行すると、生ゴミのような強烈な口臭が発生することもあります。これは、歯周病による組織の破壊が進行し、感染が広がっている証拠です。
口臭対策
歯周病による口臭を防ぐためには、毎日の正しい歯磨きや、定期的な歯科検診が重要です。特に、歯と歯茎の境目や、歯と歯の隙間に細菌が溜まりやすいため、歯ブラシやデンタルフロス、または歯間ブラシを使ってしっかりケアをしましょう。
今回は、歯周病の口臭の特徴と対策について、簡単にご紹介しました。
口臭が気になる方は、当医院へご相談ください。