歯周病の原因とは?
- 2024年12月2日
- 予防歯科・歯周病治療
こんにちは。あけぼの歯科の歯科衛生士です。
歯周病は、歯茎や歯を支える骨に炎症を引き起こし、進行すると歯を失う原因にもなる病気です。 自覚症状が少ないため、気づかないうちに悪化してしまうことが多いのが特徴として挙げられます。 今回は、歯周病の主な原因について一部ピックアップして解説します。
歯周病の原因
歯周病の大きな原因は、歯垢(プラーク)の蓄積です。 歯垢は、食べ物のカスや口腔内の細菌が混ざり合ってできる白い膜のようなものです。 毎日の歯磨きでしっかりと除去しないと、歯垢が硬化して歯石となり、歯茎に炎症を引き起こします。 歯垢の中に含まれる細菌が歯茎を刺激し、炎症が進行すると歯周病へと発展してしまいます。
喫煙や不健康な生活習慣
喫煙は歯周病のリスクを大幅に高める要因です。 タバコに含まれるニコチンやタールが歯茎の血行を悪くし、免疫力を低下させるため、歯周病に対する抵抗力が弱まります。 また、睡眠不足や栄養の偏りなどの不健康な生活習慣も、免疫力を低下させる原因となり、歯周病の進行を助長します。
ストレスや加齢
ストレスもまた、歯周病を引き起こす原因の1つです。ストレスが溜まると免疫機能が低下し、歯茎の炎症を抑える力が弱くなります。 また、年齢を重ねると自然に歯茎や骨が衰え、歯周病にかかりやすくなるのです。 加齢による影響は避けられませんが、定期的なケアによって歯周病の進行を抑えることができます。
以上、今回は歯周病の主な原因について一部ピックアップして解説しました。 歯周病は、歯垢の蓄積や不健康な生活習慣、ストレスなどが原因で引き起こされます。 早期に発見し、適切な治療を受けることが大切です。 もし歯茎の腫れや出血が気になる場合は、すぐに歯医者に相談し、専門的なアドバイスを受けましょう。