歯周ポケットとは?歯周病との関係性を紹介
- 2024年8月19日
- 予防歯科・歯周病治療,未分類
こんにちは。あけぼの歯科の歯科衛生士です。
皆様「歯周ポケット」という言葉をご存知でしょうか?
今回は、歯周ポケットについての説明と歯周病との関係性について一部を取り上げてお伝えします。
歯周ポケットとは?
歯と歯ぐきの間には「歯肉溝」と呼ばれる溝があります。
健康な歯ぐきの場合、1〜2mm程度の深さですが、歯肉溝に歯垢が溜まって歯ぐきが炎症を起こすと、溝がだんだん深くなっていくのです。 このように、炎症を起こして深くなった歯肉溝のことを「歯周ポケット」といいます。 歯科医院で歯周ポケットの深さを測ってもらい、4mm以上である場合に「歯周病」と診断されます。
〈歯周病になったら〉
歯周病になると、歯ぐきの腫れや出血、口臭などの症状が出ます。4mm以上の歯周ポケットが形成されると、歯周病の原因となる菌が増殖するのです。酷い場合ですと、歯周ポケットが10mm以上の方もいらっしゃいます。 歯周ポケットの深さが3mm以下の場合は、入念な歯磨きを行い、口内を清潔に保つことでその状態を維持することができるでしょう。
一方で歯周病の状態になった場合には、歯科医院でのクリーニングが必要になります。専用の機械を用いた治療を受けることで徐々に健康な歯ぐきを取り戻すことが可能な場合があります。
以上、歯周ポケットについての説明と歯周病との関係性について、一部を取り上げてお伝えしました。 歯周病は歯を失うリスクがある怖い病気です。歯周ポケットが、歯周病かどうかを判断する一つの指標となりますので、是非一度歯科医院で計測してもらいましょう。
歯周病が気になる方は、一度、当医院へご相談ください。