子どもの歯ブラシを選ぶ際のポイントとは?
- 2024年5月28日
- 小児歯科
こんにちは。あけぼの歯科です。
子どもの歯ブラシを選ぶ際、どんなポイントを意識して選んでいますか?子どもを虫歯から守るためにも歯ブラシ選びは非常に重要です。 そこで今回は、子どもの歯ブラシを選ぶ際のポイントを一部ピックアップして紹介します。
子どもの歯ブラシを選ぶ際のポイント
・乳幼児 乳幼児の場合「歯が生え始める前」と「歯が生え始めてから」でケアの方法が異なります。歯が生え始める前は、歯ブラシは使用せず、ぬるま湯に浸したガーゼで優しく口のなかをふき取りましょう。 歯が生え始めたら歯ブラシを使用します。はじめのうちは歯ブラシに対して違和感を抱きやすいので、乳幼児でも持ちやすい厚みや丸みのある持ち手の歯ブラシや、口内を傷つける心配の少ない毛がやわらかい歯ブラシを選ぶといいでしょう。
・幼児 幼児(3歳~5歳くらい)になると、自分のことは自分でやりたがる傾向があります。歯磨きも自分でできるようになってくるので、持ちやすく歯磨きしやすい歯ブラシを選ぶことが重要です。 ただし、幼児は歯ブラシをくわえたまま動き回り、転倒することでのどを突いてしまう事故が多くあります。そのため、歯ブラシ選びでは安全性も重視することが大切です。
・小学生 小学生になると、乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。乳歯と永久歯が混在すると、口内が小さい乳歯と大きな永久歯でデコボコが多くなるため、磨きにくいところにもしっかりと届く歯ブラシを選ぶことが重要です。 特に6歳頃に生えてくる第一大臼歯は口内の奥の方に位置し、他の歯よりも磨きにくいので、奥歯にも届きやすいヘッドが薄い歯ブラシを選ぶといいでしょう。
以上、今回は子どもの歯ブラシを選ぶ際のポイントを一部ピックアップして紹介しました。 今回紹介したポイントを参考に歯ブラシを選び、適切な歯磨きができるようになるまでは親が仕上げ磨きをすることが大切です。
また、セルフケアだけでは虫歯を完全に予防することは困難であるため、子どもにも定期的に歯科検診を受けさせるようにしましょう。
当院では、お子様の口内の不安・お悩みに親身に寄り添い、解決に導く小児歯科を提供いたします。お困りのことがあれば、なんでもご相談ください。