子どもの歯ぎしりの原因とは?放置するリスクも紹介
- 2024年3月15日
- 小児歯科
こんにちは。あけぼの歯科です。
小さなお子様をお持ちの親御さんの中には、お子様の歯ぎしりが気になっている方も多いのではないでしょうか。
子どもの歯ぎしりは、放置してしまうと様々なリスクが生じてしまいます。 そこで今回は、子どもの歯ぎしりの原因とそれを放置してしまった際のリスクについて、一部をピックアップしてご紹介いたします。
子供の歯ぎしりの原因
▼ストレス
子どもの歯ぎしりの原因の一つに、ストレスが挙げられます。 子どもは、大人と比べて学校や家庭での環境変化に敏感である場合が多く、それらが歯ぎしりの原因になることがあるのです。 また、歯ぎしりは寝ている間に多くみられ、ストレスが増えるほど歯ぎしりも多くなると言われています。
▼顎の位置を決めるため
子どもは、歯が生えてくる際に、歯ぎしりをすることで顎や噛み合わせの位置を決めていると言われています。これは、永久歯に生え変わる時期に起こる自然な噛み合わせの変化に適応させるために、無意識に歯をすり合わせて噛みやすい位置を決めているのです。
歯ぎしりを放置することのリスク
▼歯の損傷が起こる 歯ぎしりをすると、歯が欠けたり削れたりするリスクが高まります。また、このような歯の損傷が起こると、噛み合わせが合わなくなり、歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
▼頭痛や顎関節症を引き起こす 歯ぎしりをすることで顎の筋肉が緊張してしまうと、慢性的な頭痛が引き起こされる可能性が高まります。また、顎の関節や筋肉に過度な圧力がかかることで、顎関節症になってしまうリスクも高まってしまいます。そうすると、顎周りに痛みを伴ったり、顎の動きに制限が生じたりするなど、生活にも影響を与えてしまうでしょう。
以上、今回は子どもの歯ぎしりの原因とそれを放置してしまった際のリスクについて一部をピックアップしてご紹介いたしました。 子供の歯ぎしりは、放置してしまうと様々なリスクが生じてしまいます。
お子様の歯ぎしりが気になる方は、まずは一度歯医者に相談してみましょう。